Profit Impact of Market Strategies:市場戦略が利益に及ばす影響
・・・理論的に検証できるものではなくて、経験的観察の結果(経験則)です・・・
当初(1960年代)GE社の内部プロジェクトとして、同社SBUの市場戦略と業績の関係の説明と予測の方法を解明するために発足した。その後、発展して、多様な事業を対象に戦略要因と業績の関係を探るプロジェクトまで拡大、マーケティング科学研究所に引き継がれている。
BCG(1979)では、各マーケット・セグメントは、極言すれば、大体3社程度が利益をあげられる機会しか提供できないと考える。したがって、クライアントに対し、「その市場で№1ないし№2(たぶん、№3まで)になれる機会のある製品領域に事業を集中せよ」「製品がこの基準を充足できなければ、やめよ」と進言している。
与えられたマーケット・セグメントで、最大シェア獲得者が常に最低単位コストで生産でき、リーダーの四分の一以下の競争企業は、ぎりぎりのマージナルな利益しかあげられない。したがって、ある均衡点に達するまでは、マーケットシェアを拡大する戦略が望ましい。
しかし、競争企業シェアの半分以下あるいは倍以上になった場合には、シェアの拡大の価値はない。三社が利益をあげられる均衡点は、各社が次位の会社の約二倍のシェアをもつ点(2対1の比率)である。
主な事実発見は以下の通り
① シェアが10%大きくなると、ROIは平均して5%増える
② マーケットシェア上昇の要因は、新製品開発、品質向上、市場成長率以上のマーケティング費用増加
③ 市場における競合事業のシェアはどの業界も一定のパターンを示す傾向がある。多くの市場では、トップからほぼ0.63ずつの割合で(BCGの経験則では二倍だったが)シェアが小さくなっていく
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